2012年6月11日月曜日

トライアングルパス・弧を描いて走る



トライアングルパスは、初心者にとって難しいといわれます。

その原因は、次に移動する場所へ直線的に動くからです。

極端な場合は、動く方向とパスする方向が、まるで逆になることが起こるからです。

初心者指導の場合のアドバイスとして、中心に向かって走る。つまり弧を描いて走り、次の場所に移動するということです。

この指示によって、パスをする人と受ける人が対面するような位置関係になるので、スムーズにパスすることができます。

ただ注意をすることは、ボールに与える力を弱くしないと、かなり強いパスになってしまいます。

キャッチミスを誘発するので、柔らかい、スナップのきいたパスを出せるよう、アドバイスしましょう。

慣れてきたら、連続して50回、100回、200回というようにノルマを与えて、練習のレベルを上げていくとよいでしょう。


2012年5月23日水曜日

トライアングルパス

狭い場所で練習するなら、トライアングルパスは、とても良い練習ですし、そのバリエーションも豊富です。

コートが半面でも、グラウンドでの練習でも可能ですね。

・動きながらのパス(チェストパスやバウンスパス)。

・パスアンドランを強調したもの

・ボールミートを強調したもの

・ワンハンドのプッシュパスを組み入れたもの

など、いろいろあります。

これらの動きを伴ったパス練習は、チームの協調性を養うこともできますし、パスミスやキャッチミスをしない連続性を要求すれば、根気強さと正確さがチームの中に育ちます。



2012年5月14日月曜日

対面パスは基本だが、実践的でない。

バスケットといえば、パス、ドリブル、シュートという技術を身に付けなければなりません。

まずは、パス練習ですが、

初心者にパスを練習させる時、必ずといってよいほど、対面パスを練習します。

ボールをキャッチする感覚、衝撃を体感することや、

ボールをパスする時の手首の使い方(スナップ)と

ボールの回転(バックスピン)を覚えるためには、大切な基本練習です。

しかし、試合中に対面パスをすることは、ほとんどありません。

ある程度の感覚を体得したら、

より実践的なパス練習に切り替えていくべきでしょう。

パスは、常に足と連動しているので、

ステップワークを含んだ動きの伴うパス練習を多く取り入れるのが、

上達の早道だと思います。

また、ボールをキャッチするために、どのタイミングでスタートするかといった

感覚も同時に習得できようになるでしょう。

2012年5月10日木曜日

狭い場所での練習(ボール転がし)

初心者の欠点は、筋力が弱いために、膝が曲がらないことです。

膝を曲げるためのフットワークは沢山ありますが、とてもつらいですね!

狭い場所で、習慣的に行うことで、自然に筋力を高めてくれるメニューです。

この練習は、自然に低い姿勢をとり、膝を曲げなければならないので、

とても効果的な練習方法です。
サークルの幅くらいで行い、ボールを転がし合います。

AとBは、交互にボールを転がしますが、やっと取れるタイミングで転がしてやります。

プレーヤーはボールを手の平でしっかり受け、正確に相手に返します。

右側は右足を出し、右手で、左側は左足を出し、左手で返します。

決してはじいてはいけません。

ボールを10回~20回と定めて、これを1セットとします。

3人で交互に入れ替わり、3~5セットなどと決めて練習します。

ボールは床を転がったままですし、手の平でしっかり捉えるので、自然に膝が曲がります。

背筋や腹筋も必要になりますし、特に下半身(脚)のトレーニングになるので、

是非、やってみてください。

狭い場所(廊下でも)でできますし、低い姿勢をとるための筋力が、

知らず知らずのうちに鍛えられていきます。














2012年5月5日土曜日

狭い場所での練習

練習場所の確保ができても、

学校内では、相変わらず、練習場所が少ないのは変わりません。

体育館は、ほとんど使えない状況で、

どんな工夫をしたら良いのでしょうか?

新1年生を含め、試合に出ても、出ると負けのチームでは、

個人の技量が、かなり未熟な場合が多いでしょう。

ボールに慣れる練習とフットワークを兼ねた練習が必要で、

なおかつ、狭い場所での練習が条件ですから、自分(指導者)なりの

様々な工夫が必要になります。

いろいろな練習内容を本で見ても、なかなか見当たりませんので、

いくつかご紹介しましょう。

まずは、ハンドリングです。

ハンドリングはとても良い練習で、特にドリブルを使ったハンドリングがよいでしょう。

廊下や空き教室などでも手軽にできますし、雨が降ってもできますね。

交互にレッグスルー(ジャンプして)するものは、フットワークと同じ、筋力アップが期待できます。

インターネット動画でハンドリング検索すれば、沢山出てきますので、

それらから、自分のチームに活用できるものを取り入れてみましょう。



2012年5月2日水曜日

選手を育てる②

バスケットボール部に入ったのですから、

バスケットボールの技術を習得するのは、当たり前のことです。

でも、その前に「どのような人間に育てたいか?」という

教育者としての目的も忘れてはいけませんね。

勝利至上主義に偏ることも好ましくありませんし、

家庭や学校でのやるべきことも忘れてはいけません。


よく、小さな子供に、「将来どんな人になりたいか?」という質問に対し

「野球選手になりたい」「サッカー選手になりたい」などと答えますね。

プロの第一線で、活躍できる人というのは、ほんの一握りの人たちです。

また、登りつめても、怪我や病気によって、断念しなくてはならない場合もあります。


「バスケットボールを通して、どんな人間に育てたいか」という考えのもと、

小学校、中学校の間にやるべきこと、両立させる姿勢を強調するべきだと思っています。

どんな道に進むかはわかりませんが、

バスケットボール部で培ってきた、行動や考え方が、

人生を進める上で、大きな原動力になれるような働きかけが大切です。


チームスタッフ間でも、このような共通理解のもと、バスケットボールを指導して欲しいな

と思います。



「バスケットボールじゃ飯は食えないよ!って言ってたっけ。」

「でも好きなんだ!」

「あの頃、先生に言われたこと、支えにしてますよ!」こんなこと言われてみたいですよね!

2012年4月30日月曜日

保護者会で係りを分担

社会教育団体の登録や傷害保険などの手続きは、

保護者の代表と相談して行っていきますが、

手続きの完了で、外部での練習も可能になりました。

ただ、保険料や施設の借用料等、金銭が絡みますので、

保護者会に会計担当や会計監査などの係りを置いて、

管理をはっきりさせておくことが大切です。

子供から集金をすることを学校の先生(管理顧問)が、請け負うこともありますが、

直接出納に関する作業は、保護者の担当者に任せるべきです。


練習場所の確保で公的な施設を使って、単独の練習をする場合は、

チームで使用料の負担はやむを得ませんが、練習試合などの場合は、

各チームで経費を頭割りして、分担金として集金させてもらうよう、

事前に相談しておくと良いでしょう。

このように、日曜日や長期の休み(夏休みなど)には、学校の施設が使えないときでも、

外部で練習することが可能になります。

ただ、お金のかかることですから、使用頻度については、保護者代表、会計係りと

打ち合わせし、無理のない範囲で実施してください。

2012年4月26日木曜日

けが、事故に対する備えを

社会教育団体に登録すると、傷害保険への加入を行うよう指示されます。

学校外の活動場所で練習や試合を行っていて、けがをして病院にかかった場合、

場所や時間帯によって、「学校の管理下」という判断が下れば、

学校の養護教諭が、所定の手続きをしてくれて、

後日、治療費が「日本体育・学校健康センター」より支給されます。

しかし、「学校の管理下ではない」と判断されれば、

治療費実費負担ということになってしまいます。

傷害保険の加入は、そのような状況をカバーしてくれますので、

保険の加入は、必須といえるでしょう。

中学生以下の加入費は、年間で600円程度で、

団体活動中の事故や往復中の事故に対応してくれます。

(詳しくは、財団法人スポーツ安全協会へ http://www.sportsanzen.org)

この傷害保険は、今後社会教育団体として、遠征試合や合宿などを実施していく時に

安全対策として、効力を発揮してくれるものです。






2012年4月24日火曜日

保護者会の協力体制を作る

部活動の説明会を開くのは、どこの学校でも行われます。

また、公式戦には沢山の応援もあるでしょうし、

熱心な保護者は、練習試合なども観にきてくれることがあります。

いろいろな機会を通して、それら熱心な保護者と子供たちの練習環境や

試合の内容などを話し合ってみることです。

学校での活動が不十分ならば、活動場所を広げることに理解を示してくれるはずです。


協力を惜しまない保護者がいれば、社会教育団体に登録することは可能です。

登録するための手続きで、代表者を務めるのは、保護者ですから、

理解ある保護者から、他の保護者へのアプローチがあれば、

話は自然にまとまっていくでしょう。


具体的に手続きが進めば、先生の名前も、スタッフとして登録しておけばよいのです。

2012年4月22日日曜日

合宿は死語!?

中学校の部活動で、合宿をやっているのを見かけることは、とても少なくなりました。

合宿というと強化合宿をイメージしますが、

かつては、夏休み中に夏季施設(林間学校等)の一環として、けっこう多くの自治体や

学校単独で実施されていました。

その後、移動教室が林間学校にとって代わり、

部活動で顧問の先生方の意見や意欲の違い、

事故発生のリスクに対し、学校長や教育委員会の消極的姿勢や

補助費のカットなどによって消滅していってしまいました。

今では、部活単独でも学校長の許可が下りることは、めったにありません。

しかしながら、遠征試合や合宿はチーム力を高めるため、

必要としている指導者は、多いはずです。

では、実際に合宿や宿泊を伴う活動は、どのように実施されているのでしょうか?

勝てない時代は、必要を感じなくても、

何年かたって、チーム力がついて、さらに向上させたいという時が、

いつかやってくることでしょう!!

そんな時のために、その方法を知っておくと、きっと役にたつと思いますので、

次回は、その具体的な方法について勉強をしていきましょう!





2012年4月21日土曜日

学校外の練習場所②

自治体には、必ず社会教育課があります。

保護者会を動かし、代表者を保護者にして、社会教育団体に登録することをお勧めします。

この組織づくりは、後々いろいろな活動に利用することができます。

このブログで、年度当初学校で行われる部活動説明会のことをご紹介しました。

そういった会合で、自分のビジョンを説明するときに、

提案をするとよいでしょう。

今年がだめならば、1年間、ことある毎に、気持ちのある保護者とお話をして、

翌年には、実現できるよう準備をしておきましょう!

2012年4月19日木曜日

学校外の練習場所

管理顧問であったり、部活の実績がなかったり、転勤してきたばかり・・・、

ということで、実績のある古株の部活が多い中、

練習場所の確保もままならないことが、よくあります。

意欲のある指導者なら、

「学校外の練習場所を確保して、練習を充実させたい。」

こんなことが頭をよぎることもあるんじゃないでしょうか?

でも一人でできることではありませんね!

たまたま、学校近くに公的な市民体育館などがあっても、

借りにいけば、自分の学校に体育館があるでしょう!?

と断られるのがおちですね!

ましてや、学校外となれば、勤務中に抜け出すことはできません。

なにか、よい方法はないのでしょうか?

2012年4月17日火曜日

子供は原石、将来の理解者

経験のない、少ない子供は、砂にまいた水のように、与えた事が浸み込んでいきます。

海のものとも、山のものとも分からぬ状態から、経験を積んでそれらしく成長してくものです。

私は、宝石の原石にたとえます。

磨けば光る宝石に・・・。

放っておけば、人目につかなず埋もれてしまう・・・。

磨きをかけるのが、指導者の役割だといえるでしょう。

指導者の中に厳しくいろいろな要求をしていく場面をみることがあります。

スポーツは優しさだけではいけませんが、

追いつめてしまうこともいけません。

スポーツの(バスケットボール)の楽しさを知れば、

自ら苦しさに耐える精神力がついてきます。

まずは、好きにさせ、楽しさを教えるべきではないでしょうか?

中学校のバスケ部の3年間が、有意義であれば、

将来大人になり、親になった時も、バスケに対する良き理解者となるでしょう!

2012年4月12日木曜日

選手を育てる①

新学期も始まりました。

新1年生は、まだまだ練習に参加できないことが多いでしょう!

仮入部期間を経て、本申込みなんて学校も多いのでは・・・。

ミニバス出身でやる気十分な子でもは、さっさと本入部して、

上級生とともに練習しているなんてこともありますね。

今回はあくまでも、初心者指導という点で解説をしていきましょう!

管理顧問の先生や実際に指導している外部コーチの皆さんも一緒に考えてください。

よく上級生優先で練習をして、

下級生は、もっぱらボール拾いや声だしなんていうことが行われているのを見かけますが、

選手を育てるのは時間との闘いですから、

もう一度そのへんを整理して、指導の工夫をする必要があります。

2012年4月8日日曜日

練習場所の工夫②

体育館や校庭が使えないということで、他の場所を使う場合は、

学校の規則に沿って、計画をたてるものですが、

危険が伴う場所もあります。

ボールを使う場合や走る動作がある練習には、

事故が起こったり、けがを招く危険がありますので、

指導者がついて、常に注意を払わなければなりませんし、

事前に子供たちへ注意喚起し、

指導内容、動きの確認をしておくことが大切です。

オーバーアクションを必要とする練習は避けるべきでしょう。



2012年4月7日土曜日

練習場所の工夫①

バスケ部の管理顧問になってしまって(自分の意志or職務上)、

校内の部活顧問会に出席してびっくり!

体育館を使いたい部活が沢山あって、

今までの実績や慣習で練習日が確保できないといったことが、よくあります。

体育館のバスケットコート1面を使える日がないなんてことも起こります。

最初は、与えてくれるのを待つしかない場合も多いのです。

もし校庭が広くて、1面確保できるんであれば、それでも十分です。

狭い学校では、校庭すら使えないということがあります。

廊下やちょとした踊り場など、校内の規約の範囲内で、

使えそうな場所を確保する以外ありません。

まあ、初めは部員も少ないでしょうから、

工夫を凝らして、考えていきましょう。

次回から練習場所の工夫のヒントや注意点をアドバイスします。

2012年4月6日金曜日

バスケットボール部管理顧問⑥

前回、経営方針をスタッフと確認し合うことが大切ですという、お話をしました。

まず技術指導は、卒業生を含めた外部指導員にお願いするとして、

次にやるべきことをお話ししましょう。


学校の行事予定と大会の日程を見ながら、

練習スケジュールを組まなければなりませんが、

校内での練習場所の確保や外部施設の利用や他校との練習試合など

連絡調整をおこないます。

しかし、何か月も先の事はたてられませんので、

年単位では、大まかな予定。

週単位、月単位で細かい予定を組んでいきましょう。

初めての場合は大変なことばかりですが、

スタッフ間で相談し合って、進めてください。

一年もやれば、大まかな流れが解り、二年目からは慣れてきます。

あとひとつ、保護者に対して方針を説明する時期がきますが、

学校の内規に準じながら、スタッフ間で話し合ったこと、自分の考え方など

しっかり伝えていきましょう。

また、この機会に保護者会の組織を立ち上げ、

運営がスムーズにいくよう協力体制を作っておくことが大切です。

2012年4月4日水曜日

バスケットボール部管理顧問⑤

自分が指導できないとき

一番安易なのが、卒業生にお願いすることです。

前回お話ししたように、自分の考え方をしっかり、事前に伝えること。

これが大切なんですね!

今までの悪い慣習も残っていたりします。

すぐに変えることはできなくても、

一緒に指導する卒業生や外部コーチと共により良いものに

徐々に変えていくのです。

技術指導以外のスポーツを志す中学生像を思い描いてみてください。

バスケットボールを通して、どんな大人になって欲しいか、

思い描いてみてください。


私は中学生の時、自分の意志でバスケット部に入りました。

疲れて家に帰った時、夕食前に居眠りをしていました。

母親は、食事の準備を手伝うよう、私を促しましたが、

手伝おうとせずに寝ていた私に向かって激怒しました。

「手伝いをしないのなら、飯を食うな!!」

「親が頼んで部活に入れた訳ではない!」

「自分の意志で入って、疲れたからと言って何も手伝わないのなら、部活を止めなさい!!」

と強い調子で言われたのを覚えています。

母親は的を得たことを言っていたと思います。

私は自分の意志で入った部活で疲れ果て、疲れたことを言い訳にして、

家庭での果たすべき役割をさぼっていたのです。

似たようなことが部活動をやっている小中学生にはあると思います。

私が大人になり、中学生と向き合ったとき、

「自分が好きで入ったバスケット部だ!親に文句を言われないよう、

バスケットをできる環境を守り育てて行こう!」と言ってきました。

疲れて苦しい時も言い訳せず、やるべきことをやる姿勢が子供たちに

芽生えて、大人になっていきました。

この話は、技術指導ではありませんが、部活動を進めていく上で

とても大切な、「部活動に対する姿勢」を子供に期待したものです。

こういった話は、管理顧問でもできるはずですね。

2012年3月31日土曜日

バスケットボール部管理顧問④

バスケットボールを教えることができなくても、

大人として、子供たちと接する時、

または先生という立場なら、

なおさら部活動を通してどんな人間になってほしいか、

ヴィジョンがなければ、管理顧問を引受けている意味がありませんね。

新しく顧問に就任したり、転勤したばかりですと、

2.3年生の方が、その部活動の経験者として、

今までのやり方や慣習を曲げられることを嫌います。

しかし、子供たちの前で、自分がどうして管理顧問を引受けたのか?

部活を通してどんな大人になって欲しいか、

といったことを先手を打って、伝える必要があります。

極端なことをいえば、

管理顧問の引き受け手がなければ、部活動が廃部になることもあり得るんだ

といった危機感を持ってもらうことも必要になります。

直接的な技術指導などは、外部からの指導者や卒業生にお願いする時期もあると思いますが、

こういったスタッフの間でも、自分の考え方を子供たち同様伝えておくことが大切です。

2012年3月28日水曜日

バスケットボール部管理顧問③

中学校のバスケ指導者の中には

①中学や高校などでバスケの経験をした人

②運動経験はあるが、バスケ以外の運動をしていた人

③まったく運動に関わらなかった人

と様々です。

子供たちの希望で顧問になった人、

今まで教えていた人が転勤して、仕方なく顧問になった人

バスケ部の顧問になった経緯はいろいろあったにせよ、

徐々にのめり込んでいった方は沢山います。

近年、先生方も忙しくなって

(研修制度、教員免許の更新制度、長期休業中の勤務)など

部活動の顧問をやりたがらないのも、うなずけるご時世ですが、

頑張って欲しいなと思います。

小学校の卒業式などに参加すると、

中学校でやりたいことというと必ずといっていいほど、

部活動が挙げられています。

2012年3月27日火曜日

バスケットボール部管理顧問②

前回、中学校バスケットボール部が、危機的状況というお話をしました。

バスケットをやってみたい生徒がいても、学校現場で顧問のなり手がないのでは、

少子化の問題もありますので、今後の発展に大きく影響しますね。

でも現在、実際に顧問をやっている方の中には、けっこう素人の方はいらっしゃいます。

そういう方々の原動力は、やはり教育者としての血が騒ぐのでしょう!

「何とかしてあげたい。」

という一心でしょうし、精力善用ではありませんが、

部活動で血気盛んな生徒のエネルギィーを発散させなければ・・・。

といったこともあるでしょう。


顧問を引受けたがらない主な理由を3つ上げましたが、

考え方を変えれば、クリアできるものだと思います。

  理由1・技術やルールが難しくて、教えられない。

  理由2・試合になると帯同審判をやらされる。
      難しくてできないので、顧問を引受けたくない。

  理由3・運動部の顧問をやると、休みは無くなるし、
      仕事もたまってしまう。

理由3は上述したように、先生の立場になって考えてみれば、

子供たちとの関わりを持つ仕事を選んだ訳ですから、

解決できるんではないでしょうか?

問題は 1 と 2 ですよね!







2012年3月26日月曜日

バスケットボール部管理顧問


日本女子サッカー「ナデシコジャパン」が優勝してクローズアップされたのが、

女子サッカーの「競技人口の少なさ」と「中学校で部活動が無い」ことでした。

男子サッカー部は、Jリーグ人気に伴い、ワールドカップやオリンピック出場で、

その人気は野球をしのぐ勢いですね!

一方バスケットボール部は、中学生に限っていえば、

部活設置率は各競技のトップ(男女合計)で、

競技人口は軟式テニスに次いで2位です。

中学校では、メジャーなスポーツなんですが、

近年、中学校バスケットボール部が、危機的状況なんです。

バスケットをやってみたいという生徒がいても

顧問になってくれる先生がいない・・・・。

結局、廃部になったり、管理顧問だけで練習に進展がない。

といった状況です。

・ 技術やルールが難しくて、教えられない。

・ 試合になると帯同審判(チームの顧問やコーチが割り当てられた審判をする)
 をやらされる。難しくてできないので、顧問を引受けたくない。

・ 運動部の顧問をやると、休みは無くなるし、仕事もたまってしまう。

主に上述した内容が理由のようです。

  
  ※ちょっと休憩です。アニメを作ってみました。



さて、いきなりこんな書き出しのブログになってしまいましたが、

バスケットボール指導に悩んだり、

仕方なく始めた顧問だが、何とか子供たちのためになることを教えてあげたい。

と考えている素人の先生や指導者のために

役立つ情報を伝えていけたら・・・。

と考え、このブログを始めました。

よろしくお願いします。