2012年5月2日水曜日

選手を育てる②

バスケットボール部に入ったのですから、

バスケットボールの技術を習得するのは、当たり前のことです。

でも、その前に「どのような人間に育てたいか?」という

教育者としての目的も忘れてはいけませんね。

勝利至上主義に偏ることも好ましくありませんし、

家庭や学校でのやるべきことも忘れてはいけません。


よく、小さな子供に、「将来どんな人になりたいか?」という質問に対し

「野球選手になりたい」「サッカー選手になりたい」などと答えますね。

プロの第一線で、活躍できる人というのは、ほんの一握りの人たちです。

また、登りつめても、怪我や病気によって、断念しなくてはならない場合もあります。


「バスケットボールを通して、どんな人間に育てたいか」という考えのもと、

小学校、中学校の間にやるべきこと、両立させる姿勢を強調するべきだと思っています。

どんな道に進むかはわかりませんが、

バスケットボール部で培ってきた、行動や考え方が、

人生を進める上で、大きな原動力になれるような働きかけが大切です。


チームスタッフ間でも、このような共通理解のもと、バスケットボールを指導して欲しいな

と思います。



「バスケットボールじゃ飯は食えないよ!って言ってたっけ。」

「でも好きなんだ!」

「あの頃、先生に言われたこと、支えにしてますよ!」こんなこと言われてみたいですよね!

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